どうもK-suke (@yamaji_camera)です。
「アルカスイス互換」って聞いたことありますか?
聞いたことありますよね?
三脚を購入する際によく出てくる単語です。
では、アルカスイスってなに?と聞かれても「?」の僕。
今日はそんな「アルカスイス(互換)」についてお勉強していきましょう。
なぜアルカスイス?
まずは僕が「アルカスイスってなんだ?」となるきっかけがこちら。
この前撮りに行った工場夜景での出来事です。
PeakDesignの「キャプチャー」を使用しており、そしてカメラにはプレートをつけています。
左が「キャプチャー」で右のクイックシューみたいなものが「プレート」です。
PeakDesignのプレートでは、僕が普段使用している三脚には取り付けることはできません。
そのため、プレートを外してクイックシュー取り付けるという手間が必要なわけです。
これがほんとにめんどくさい!
手間がかかるし撮影のテンポが落ちてしまいます。
そして「アルカスイス互換って一体何なんだ?」という考えに至ったわけです。
アルカスイスとは
「アルカスイス規格」や「アルカスイス互換」という言葉がありますが、厳密には正式にサイズが規定されているわけではないため、アルカスイス規格ではなく「アルカスイス互換」のほうが正しいかもしれませんね。
そもそもアルカスイスというのは、アルカスイス・インターナショナル社という企業の名前です。
そのアルカスイス社が作成した雲台がいわゆる「アルカスイス雲台」と呼ばれています。そしてその雲台の性能が非常に高く、世界的にも評価が高いと言われています。
その堅牢性や固定性の高さから他社が真似をし始め、類似した製品が数多く出回ることになりました。
それが今の「アルカスイス互換」というものになります。
アルカスイス互換のメリット
高い固定力
何より固定力がすごく高い。大事なカメラを預けるものなので、当然固定力は大事なポイントです。
「アルカスイス互換」の製品が数多くあるにはこの固定力が関係しているでしょう。
固定力はすなわち信頼性です。
アルカスイス雲台は世界トップクラスとも言われているほどです。
幅広い互換性
「アルカスイス互換」の最大のメリットはメーカーの垣根を越えて使用することができるということだと思っています。
三脚泥という言葉があるくらい三脚は奥が深いです。
大きい三脚から小さい三脚まで多種多様にあります。
そしてそのすべてがアルカスイス互換だとすれば、メーカーごとにプレートやクイックシューを付け替える必要がないわけです。
これってホントに素敵だと思います。
撮影のテンポを落とすことなく撮影に集中することができます。
デメリット
規定で正式にサイズが決まっているわけではなく、あくまで互換なのでサイズが僅かに合わないなんてことも昔はあったようです。
今発売されている商品ではそのようなことはほとんどないようですが注意は必要ですね。
僕の理想的な使い方
僕は普段からPeakDesignの「キャプチャー」を使用しています。
この「キャプチャー」は「アルカスイス互換」を利用しているため相性がとてもいいのです。
後は三脚もしくは雲台を用意すれば、「アルカスイス互換」ですべてがまかなえるということです。
最近三脚を使用する頻度が減っていましたが、夜景が綺麗になってきたこの時期には三脚は必須アイテムです。
そして「アルカスイス互換」を導入することが僕にとって大きな変革となることでしょう!
オススメのアルカスイス互換の雲台
1.Amazonベーシック
- Prime価格 7,133円
- 重要は2kg
- 耐荷重11kg
- 三脚と一脚の両方使える
三脚と一脚が兼用できるのがいいなと思いました。
それに1万円以下で購入できるまで三脚から探している方にはオススメです。
過去に三脚をまとめた記事もあるのでよければぜひ!
2.SIRUI ハイエンド自由雲台 K-10X
- 中華製
- Prime価格 10,749円
- 重量380g
- 耐荷重20kg
最小クラスの自由雲台。
K-20X、K-30Xと数字が大きくなるにつれてどっしり度が増します。
中華性ということでやや不安がありますが、価格的1万オーバーであり安心できるのではないかと思われます。
3.ARCA-SWISS 自由雲台
- 本家アルカスイス
- Prime価格 69,093円
- 耐荷重60kg
本家アルカスイス雲台はさすがの性能だそうですが、それなりの価格がしますね。
でもやっぱり憧れちゃいますね。
だれか買ってくれ~!
4.Andoer MT-C3
- Prime価格 3,299円
- レッド、ゴールド、シルバーの3色
- 360°の水平回転
- 重量 167g
- 耐荷重 10kg
格安の自由雲台。
メーカーは聞いたことはありませんがリーズナブルですのでありっちゃありですね。
おわり
ざっとこんな感じで「アルカスイス互換」についてでした。
「アルカスイス互換」ってかなり便利なモノだということがわかりました。
知らないって損ですよね。
お値段はそれなりするものありますが、カメラ環境を豊かにするためには必要経費です(笑)
「キャプチャー」との相性は抜群だと思うので使ったことない人はぜひ一度検討してみてください。
お~わり