どうも山爺 (@yamaji_camera)です。
僕がカメラを始めて1年と8ヶ月支えてくれていたのはNikon D5500でした。
別にNikonに不満があるわけではありません。
十分満足しています。最近マクロレンズを購入し、マクロの世界を体感してからというもの、より一層写真が楽しくなってきたところでもありました。
それなのにFUJIFILMへ乗り換えるいう大きな決断をしました。
メーカーを乗り換えるというのは非常に勇気がいることでもあります。
最大のデメリットは1からレンズを増やしていくということです。
それでも、僕は決断しました。
後悔がないと言えば嘘になります。
Nikon D5500は最初のカメラであり、もちろん愛着があります。
しかし、これからは『FUJIFILM X-T2 グラファイトシルバーエディション』を新たな相棒として、新しいカメラライフを始めていきます。
前置きが長くなりましたが、新しい相棒『FUJIFILM X-T2 グラファイトシルバーエディション』のご紹介です。
なぜFUJIFILMへ乗り換えたのか
それはある日、ヨドバシカメラへ行ったときのことです。
NikonだけでなくCanonやSONY、OLYMPUS、PanasonicそしてFUJIFILMと各メーカーのカメラを触って楽しい時間を過ごしていました。
この時はカメラを買い替えるなんて微塵も考えていませんでした。ただカメラを見て回って楽しんでいただけ。
その時、ふと目に留まったのが、『FUJIFILM X-T2 グラファイトシルバーエディション』。
往年のクラシックカメラのような佇まいで、現行のカメラには少ないデザインが非常に好印象でした。手に持って操作してみると、ダイヤル類が多いし、グリップも浅いし当時使用していたNikon D5500より操作感は劣っている印象をうけました。
しかし、その外観はカメラを操作しているという満足感を与えてくれる魅力的なカメラでした。光学ファインダーではなく電子ファインダーであり、Nikon D5500と似ても似つかない操作感ですが、僕の物欲をバシバシと刺激してきたのです。
それから、FUJIFILM X-T2のことばかり考える毎日です。
ネットで使い勝手や写真の作例などを調べる毎日を過ごしていました。
そして、お盆なので値段が安くなってるかなとフラ~っとヨドバシカメラへ赴きました。
そして店員さんにサマーセールでポイントが+1万円分ついてくることと、ヨドバシのポイントが知らないあいだに5万円分も溜まっていたこともあって購入を決意しました。
ポイントを合算すると約7万円分のポイントが手元にありました。
お盆ということもあり財布の紐がゆるくなっていたんですね(笑)
FUJIFILM X-T2 Graphite Silver Editionとは?
2016年9月に発売された『FUJIFILM X-T2』の外観をグラファイトシルバー塗装したモデル。
本革ストラップや同色のクリップオンフラッシュ、アルミ製のホットシューカバーが同梱されている。本体の性能は同一であるため、塗装以外は変化はないということになる。
しかしその外観が重厚感と高級感に溢れており、見る者を虜にする素敵なカメラなのです。
FUJIFILM X-T2 Graphite silver Editionを選択した理由。
通常のブラックとグラファイトシルバーどちらにしようかと非常に悩みました。
カメラの性能は同じで、違うのは外観と金額だけです。
少しでも値段を抑えたいならブラック一択ですが、グラファイトシルバーめっちゃカッコいいんですよ。
外観が違うだけで、4万円ほどの違いがあります。その差額でレンズが買えちゃいます。グラファイトシルバーとレンズで20万円以上となります。ブラックであればレンズにもよりますが、20万円までに収めることができてしまいます。ここの差は非常に大きいです。
でもグラファイトシルバーめっちゃカッコいいです。(2回目)
値段を考えると性能が変わらないブラックだと思います。
でもね、ブラックを購入したとしても、後で後悔するんじゃないかという不安がありました。
シルバーが往年のクラシックカメラのような佇まいがほんとにカッコいい…
ブラックでも十分カッコいいのですが、グラファイトシルバーはもっとカッコいいです。(3回目)
あとはフィルムシミュレーションという機能がとても魅力的だったのです。
モノクロの写真の映りが何ともいえぬ描写であり、まるでフィルムカメラで撮っているような錯覚に陥るほどです。これはfujifilmでしかでせない味ですね。
詳細はこちらの公式サイトから確認してください。
Nikon D5500への未練
僕はある意味、D5500は完成形だと思っています。
入門機として、扱いやすい大きさで性能もそれほど低いわけではなく、非常に扱いやすいカメラだと思います。
初めてのカメラがNikon D5500でよかったと思っています。
1年以上愛用していると、物足りなさを感じることも正直ありました。
しかし、それはステップアップのための伸びしろだと気づかせてくれるものでもあります。そして、新しいレンズを購入し自分の世界が広がり、より一層楽しくなってきた時でもありました。
心の片隅には『いつかはフルサイズ』という思いがあり、Nikonからフルサイズミラーレスの話も出てきている今どうしようかと真剣に悩みました。
フルサイズミラーレスが発売されたら、既存のD750、D850ユーザーが乗り換えることも予想でき、その分中古市場へフルサイズカメラが流通し今よりお求めやすくなる可能性も十分考えられます。
今まで愛用してきたわけですし、愛着があります。できることならこのまま併用して使いたいという気持ちはあります。
でも併用するとなると使い分けが難しいですし、どっちつかずになるもの避けたいのです。せっかく買ったFUJIFILMが中途半端になるのは非常に勿体無い…
いろんなことを僕なりに考えに考えて、NikonからFUJIFILMに乗り換えることを決断しました。
FUJIFILM X-T2 Graphite Silver Edition × FUJINON XF 18-55mm F2.8-4 R LM OIS
では、ご対面のお時間です。
Xマウントの「X」が箱に刻まれて?います。
やっぱり開封のこの瞬間はワクワクしますね。
まずは本体から。
めっっっちゃカッコいい!
やっぱりシルバーにしてよかったな。
ダイヤルいっぱい。
ボタンいっぱい。
でも、それがいい(笑)
クラシック感がほんとにたまらない。
グラファイトシルバーにして正解でした。
少し無理をしてよかったです(笑)
液晶のチルトはそれほど動かないけど、それほど使わないから特に不便とは思いません。横開きには少し驚きましたけど(笑)
グラファイトシルバーエディション限定の専用アクセサリー。
高級本革ストラップと同色のクリップオンフラッシュ「EF-X8」が同梱されています。
写真ではわからないと思いますが、アルミ製のホットシューカバーも同梱されています。
クリップオンフラッシュが同色というのが非常に嬉しいポイントですね。デザインに統一感が生まれ、より一層引き締まった印象を受けました。
いや~いいところしか見当たらない(笑)
レンズは『XF 18-55mm F2.8-4 R LM OIS』を購入しました。
標準レンズと言われる18-55mm(35mm換算27-84mm)。
レンズフードは花形。
このレンズを選択したのは、開放でF2.8-4と明るいレンズであり、大きいすぎず重たすぎず、コンパクトに収まっており実用性が高いなどいいことづくしのレンズだったからです!
またユーザーの方の評判もよかったということもあります。
それに値段的に妥協してしまうと後で後悔しそうな気がしたのも購入した理由でもあります。
これは今まで自分がカメラを続けてきた経験則から予測できたことですね。
わかりにくいかもしれませんが、18mmと55mmまでズームした時のレンズの長さです。特に長過ぎることもなく短すぎることもなくといった感じですね。
それでもまだNikonを使い続ける。
Nikon D5500は妹に譲渡することにしました。
カメラ店に下取りに出すという手段もありましたが、家族と新しいカメラ人生を歩んでもらいます。
下取りに出して知らない方の手に渡るよりは、たまに実家に帰ったときに出会えるようにしておきたかったのです。
やっぱり完全に手放すことはできませんでした(汗)
そして僕の手元にはまだNikonのカメラが残っています。
『Nikon F-601』『Nikon COOLPIX A900』があるので、完全にNikonからFUJIFILMへ乗り換えるわけではありません。
メインをFUJIFILM、サブをNikon、フィルムをNikonと使い分けるため、まだまだNikonさんにはお世話になります。
よろしくね☆
最後に記念撮影(笑)
おわりに
というわけで、これからFUJIFILMユーザーになります。
操作性などはまだまだ慣れておらずしどろもどろとしていますが、これから使い倒して行きますぞー!
少し値段はしましたが、後悔のない買い物だったと思っています。
今後は望遠レンズや単焦点レンズなどがほしいです。
ボーナス早くこないかな(笑)
お~わり