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一眼レフ・ミラーレス・デジタルカメラの世界シェアトップ5!を調べてみた。

どうも山爺 (@yamaji_camera)です。

 

面白いランキングを見つけました。

それはこちら。

vdata.nikkei.com

ひと目でわかる世界シェア ー市場略奪の構図ー 

日本経済新聞社は2017年の世界71品目について「主要商品・サービスシェア調査」を実施した。

24品目で米国起業がシェア首位に立つなど強さを見せ、日本企業が10品目で続いた。携帯通信インフラで華為技術(ファーウェイ、中国)が欧州勢から首位を奪うなど、首位交代も6品目。市場規模の急拡大などを背景に、実力派の世界王手同士によるつばぜり合いが激しくなっている。

7月10日付の日本形ジア新聞、日経産業新聞に記事を掲載

【訂正】首位交代の品目数が「5品目」とあったのは「6品目」の誤りでした。

ひと目でわかる世界シェア 市場争奪の構図:日本経済新聞より転載。

 

各分野の世界シェアを統計でみることでできる面白いものです。

 

今回は一眼レフ/ミラーレスコンデジCMOSセンサーとカメラに関係するものを見ていきたいと思います。

 

レンズ交換式カメラ(一眼レフ・ミラーレス一眼)トップ5!

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キャノンはやはり強し、首位を保持しながらシェアも拡大

やはりキャノンは強しですね。約半分のシェアですから、2人に1人はキャノンユーザーということになります。半端ないですね!

シェアが拡大した背景には『EOS 6D Mark Ⅱ』や『EOS M』がバカ売れしているのでしょうか?最近外に写真を撮りに行くと若い女の子大半がKissシリーズではなく、『EOS M』を使っているような気がするくらいよく見かけます。

ミラーレス機ってやっぱり人気があるんですね。見た目もコンパクトで女性ウケも良さそうですしね。

 

現状を維持しながら今後に期待のNikon

Nikonユーザーとしてはもう少しシェアの伸ばしてほしいところ。キャノンと約倍の差があるのが正直ビックリでした。-0.6%ということはほとんど低下していないですが、でもやっぱりNikonユーザーとしてはもっと頑張ってほしいと思うところ。

今後、Nikon初のフルサイズミラーレス機が登場するということで、それからが本当の勝負ですね。ほんと頑張ってほしい!

 

ミラーレス一眼と言えばSONY

α7・9シリーズでミラーレス一眼の代名詞をほしいがままにしてきたSONY。去年のシェアが前年比何%だったかはわかりませんが、シェアの拡大速度はかなり早いと思われます。いまやαシリーズの認知度はかなり高いですし、ミラーレス一眼と言えばSONYと皆が連想するほどまでになりましたね。

今後どうなるか楽しみでもあり恐怖でもあります。

 

個人的にかなりデザインが好みなFUJIFILM

4位の富士フィルムは4.4%と数値だけみると少ないように感じます。国内でいえば、FUJIFILMの人気は高いように感じます。

オシャレな人はFUJIFILMのカメラを持っているいような印象を受けます。なんていうかファッションの一部に取り込んでいるって感じですかね。

てか普通にかっこよくないですか?何気なくカメラを首からかけているだけで、もうオシャレ!と感じさせてくれるカメラはそうそうないでしょう。

 

マイクロフォーサーズというジャンルを突き進むオリンパス

5位は4.4%でオリンパスです。マイクロフォーサーズの世界にのめり込んでしまいたいと思わせるほどの描写力と魅力があります。キャノンやNikonといった上位を走るメーカーを使っていたユーザーが乗り換えるほどの魅力がそこにはあるのでしょう。

ネットなどを見る限り、国内シェアは高いと思われますが、世界となるとまだ魅力は浸透していないようです。まずは0.3%差に迫ったFUJIを抜きたいといったところでしょうか?

 

デジタルカメラ トップ5!

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デジタルカメラ部門でも強かったキャノン

ここでも首位をキープしつシェアを拡大。やっぱりキャノンは強しです。

しかも一眼レフ・ミラーレス一眼よりも、シェアを伸ばしているということが最大のポイントですね。首位から更に8.8%もUPさせるとはすごいですね。キャノンの人気の秘密とは一体なんなのでしょう?

 

突出した機能で他社と一線を画すNikon

先日発表された24-3000mm最大125倍ズームを可能にした『COOLPIX P1000』などかなりインパクトのあるカメラで話題を集めています。コンデジはというと『COOLPIX A900』と2年前から新製品が発表されていないのが気にあります。今はフルサイズミラーレスで話題が持ち切りですが、ひっそりとコンデジの開発も進んでいるのかもしれません。そうなれば、デジカメ部門でもNikonの成長が見込めるかもですね。

 

RXシリーズで存在感を出したSONY

最新の『RX100M6』ではコンデジでありながら24-200mmの画角を実現するなどコンパクトなデザインからは想像ができないほどのハイスペックを誇るSONY。高倍率がゆえに、暗くなってしまうというデメリットも生じていたが、そこまでズームを必要としないユーザーに向けて、前継機である『RX100M5』のアップグレード版として『RX100M5A』を発表するなどデメリットから新しい商品を生み出しさらなるシェアの拡大を目指している。

2位のNikonとの差も約6%までに迫っており今後の展開が非常に気になる。

 

安くはない。でも物欲を刺激するデザインと性能のFUJIFILM

デジタルカメラ部門でも4位をキープしたFUJIFILM。『X100F』など、一眼レフカメラ並のまたはそれ以上の値段がするカメラもある。しかし、一定数のファンを持ち国内でのシェアは多いと思われる。個人的な意見で好みにもよると思うが、カメラの性能もさることながら、物欲を刺激するデザインという点では、FUJIFILMがダントツで1番じゃないかと思わされる。

 

スマホだけじゃないサムスン電子

スマホのGALAXYシリーズで有名なサムスンですが、デジタルカメラ分野で世界5位という堂々たるシェアを誇りますね。もしかしたら韓国国内では主流なのかもしれませんね。日本では全く見かけたことないですけど…

 

 CMOSセンサー TOP5!

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堂々たる1位でなおかつシェアも拡大したSONY

カメラだけでなくスマホのセンサーでも大きくシェアを拡大し続けるSONY。先日も4800万画素で高性能な一眼レフと同等の解像度を実現し商品化したと話題になっていましたね。これからドンドン高性能なカメラを搭載したスマホが登場するんでしょうね。

 

自社スマホに着実に自社センサーを搭載していくサムスン

サムスンのフラッグシップ『Galaxy S9』『Galaxy S9+』にはサムスンSONYの2社体制の同時供給がなされているようです。ベンチマークテストを行うことでどちらのセンサーが搭載しているかは判別できるのだとか。

 

おわりに

世界シェアのほとんどが日本企業という嬉しい結果でした。

やはり日本はすごいなと改めて感じさせられました。

 

個人的にはNikonユーザーということもあり、今後のフルサイズミラーレス機登場以降の動きが非常に気になりますね。

 

世界の動向が少しはわかり楽しかったです。


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おわり。